2013年2月22日金曜日

ナレッジグラフのアルゴリズム予想

ナレッジグラフとは、Googleが検索結果に表示する「絞り込み」情報のことです。

基本的に、固有名詞で検索した時にでやすいです。
逆に抽象的なことばはナレッジグラフに出ないはずです。


例:「日産」検索結果



右の赤枠。


これが出る事によって、
いままであいまいだった検索も、
もっとはっきり絞り込みができるというメリットがあります。

短所は、リスティング広告とのバッティングの可能性がある事ですかね。


ナレッジグラフのタイプ


ナレッジグラフはいくつかのタイプがあります。

先ほどの「日産」ナレッジグラフですが、
これは実はGoogle+というGoogleのSNSのアカウントページが表示されています。





他には、色々な写真が検索結果上部に並ぶタイプ。





ナレッジグラフは消える


昔は表示されていたのに、
ナレッジグラフがある日突然消えることもあります。

例えば、「H.I.S.」なんかは、
2013年2月上旬まで表示され、現在は消えてしまいました。
理由はわかりません…。


ナレッジグラフを表示させるためには


ナレッジグラフは、アルゴリズムが公表されていません。

が、まず以下の点はほとんど必須です。

・固有名詞であること

例:人名、会社名、地名などなど

・Google+やwikipediaにページがあり、情報量が豊富であること

・(予想)そのキーワードで検索した時の上位10~20位くらいのサイトが、
公式ページやGoogle+アカウントやWikipediaへのリンクを一方的に貼っている事。
要は、上位にある評価されているページがこぞって参照するほどの参照先であれば、
Googleも胸をはってナレッジグラフにだせるってもんです。
「探していたのはこれでしょ?」って。


そもそも論ですが、スパム回避のため、Googleはアルゴリズムを予測して欲しくないはずです。

アルゴリズムがはっきりわかってしまうと、
ナレッジグラフスパムが必ず起こります。

ユーザーのためにならない画像や情報を積極的に出すひとが出てくる可能性があるからです。
SEO会社が、「ナレッジグラフ10件表示保証 成果報酬」とかいう商品を開発するかも知れない。

だからナレッジグラフのアルゴリズムはある程度ブラックボックスにしています。
というよりランダムにしていると思います。


ナレッジグラフ今後の予想

ここ数年はいまのように表示したりしなかったりが続くと思います。

定着してきたら、ナレッジグラフをこちらから調整できるようになるかも。
例えばGoogle+のアカウントで調整ができるようになるなどです。

どのキーワードだとそのアカウントの情報をナレッジグラフに表示する/しないが、
選択できるようになるかも知れません。

数年後にはTwitterやFacebookのアカウントもナレッジグラフの対象になるかも。


ナレッジグラフまとめ

ナレッジグラフの目的は、「絞り込み」。

ユーザーの「知りたい」と「わかった」の距離を近づけること。
有益な情報は自然と選ばれるようになるでしょうね。

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